配布の方法|ポスティングの基礎知識

全戸配布・集合住宅配布・戸建配布・事業所配布などポスティングの配布の種類について解説します。

ひとくちにポスティングと言っても、配布方法によって特徴や向いている業種が異なります。

全戸配布

ポスティングの基本である配布方法で、「ローラー配布」や「軒並み配布」ともいいます。一戸建やマンションやアパートなどの集合住宅にこだわらず、住居のポストにポスティングする配布方法なので、全体的なレスポンスが期待できます。

比較的、安いコストで多くのチラシを配布することができるため、個人をターゲットとしているサービスや商品を扱う業種に向いているポスティングです。チラシ配布を禁止しているマンション、官舎、寮などへは配布しておらず、エリアカバー率は世帯数の8割程度です。

向いている業種や業態

  • スーパーマーケット
  • 不動産業
  • セキュリティ業
  • 居酒屋、宅配弁当などの飲食業
  • 求人業
  • 学習塾やスクール関係
  • 不用品回収
  • 便利屋、おそうじサービス

繁盛期に差し掛かるタイミングで利用すると、効果的かもしれません。

集合住宅配布

マンションやアパートなどの共有部分に設置されている、個人のポストにポスティングする配布方法です。

エリアによって料金や配布部数が変わりますが、若者や若い夫婦、一人暮らしの人をターゲットとしているサービスや商品を扱う業種に向いているポスティングです。全戸配布にくらべると配布コストが高めになりますが、ターゲットを絞るので無駄な配布を減らせます。

向いている業種や業態

  • 不動産業
  • エステティックサロンやスポーツジム
  • ケーブルテレビやプロバイダなどのブロードバンド業
  • 学習塾やスクール関係

クーポンなどの特典を付けることによって、より高い効果が期待できます。

集合ポストとドアポストの違い

集合住宅などには、集合郵便受け(集合ポスト)にドアポストと、2つのポストがあります。基本的にポスティングのチラシなどは、集合ポストに投函されます。

ドアポストの方が目に通してもらえる可能性は高いのですが、自社でやるには手間がかかりますし、かといって業者に任せるとその分費用がかかってしまいます。

集合ポストとドアポストの、具体的なメリット・デメリットについては下記の通りです。それぞれの違いを見比べてみましょう。

集合ポスト・ドアポストへのポスティングのメリット・デメリット

集合ポストのメリット

  1. 集合住宅全室のポストがまとまっているため、ドアポストより手間がかからずポスティングをすることができる
  2. 上記の理由から、業者に依頼する時でもドアポスティングに比べて費用が安く済む
  3. マンション側としても、建物内に部外者が建物内に入ることがなくなるため、建物内の治安の向上が見込める

集合ポストのデメリット

  1. 集合ポストを設置しているところは、同時にゴミ箱を設置している場合も多くなっていて、ポスティングしたチラシを読んでもらうことなく捨てられることがある
  2. チラシお断りの記載がある場合、チラシを投函することができない。投函してもクレームへと繋がってしまう危険性がある

ドアポストのメリット

  1. 直接ドアのポストに投函されるため、読んでもらえる可能性が高くなる
  2. 集合ポストとは違い自宅に直接投函されるため、目を通す前に捨てられてしまう可能性が少ない

ドアポストのデメリット

  1. ポスティングの際、マンションだと1部屋ずつ回って投函していく必要があり、どうしても投函に時間がかかってしまう
  2. 上記の理由から業者依頼の際、集合ポストへの投函より費用がかかってしまう

効果を期待するならドアポスティング

双方を比較した際、目を通してもらえる確率が高くなるのは、やはりドアポスティングだといえます。

自宅のポストに直接投函するため、もしチラシを捨てるとしても捨てる前に一読してくれる可能性が非常に高いです。直接各戸へ配布されるため、いたずらや盗難の危険性もないといったところもドアポスティングの魅力です。

また、住人が数日帰って来なかった場合では、集合ポストだとチラシが溜まって投函できないという場合があります。ですが、ドアポスティングであれば直接自宅に投函することができます。

試供品を配布する場合などは、保存状況も考えるとやはりドアポスティングのほうがいいでしょう。更に自宅に投函するということは、ターゲット当人だけではなく、家人に見てもらえる可能性もあります。

ただ、業者にドアポスティングを依頼する場合は、通常の集合ポストのポスティング依頼よりも割高になってしまいます。ならびにマンションがオートロックの場合、ポスティングに対応できないといった問題もあります。他にも、マンション自体がチラシ等の公告類お断りである場合もあります。

過剰なポスティングが裏目にでるケースもある

稀なケースではありますが、マンションの管理人がいない間を見計らって、無理に投函する業者もいます。ポスティング禁止のマンションの場合、管理人やターゲットである顧客からクレームの連絡がくるという場合も少なくありません。そうなると、顧客からの印象が悪くなってしまい、企業イメージに傷がついてしまいます。

業者に依頼をする際なども、念のため「過度なポスティングは行わないよう」と一声添えておくといいでしょう。そうすることで、不要なクレームやトラブルを未然に防ぐことができます。

細かいことではありますが、その1つのクレームが口コミで広がっていってしまう恐れもあり、とても無視できるものではありません。不安要素はしっかりと解消して、ポスティングを最大限に活用しましょう。

ポスティングの質は業者で決まる

ドアポスティングのメリットと、それに伴うリスクについて解説しました。

自社のサービスを目に留めてもらうためには、ある程度のコストがかかってしまいます。そのため、ポスティング業者を比較する際も、費用を優先しがちになってしまいます。

しかし、コストと引き換えにポスティング業者の質を下げてしまうと、トラブルの原因となるので注意が必要です。

業者にポスティングを依頼する時は、具体的にどの程度配布するのか。また、トータルの費用はどの程度かけるかといったイメージを固めておきましょう。これらの条件に基づいた比較検討を行うことで、理想的なポスティング業者が見つかります。

戸建配布

一戸建のみを対象としたポスティング方法です。 集合住宅には配布せず、一戸建のポストだけにポスティングする配布方法です。

エリアによって料金や配布部数が変わり、集合住宅配布よりも料金が割高になります。

向いている業種や業態

  • 不動産業
  • 自動車関連業
  • リフォーム業
  • オフィスレンタルなどのレンタル業
  • 自動販売機設置などのベンダー業
  • オフィスビル賃貸などの不動産業

一戸建て住宅は集合住宅と比べて、高所得層に偏る傾向があります。比較的高額なサービスでも、レスポンスが期待できるでしょう。

また、ファミリー向けのサービスも適しています。

事業所配布

一般の世帯ではなく事務所や会社などの事業所にポスティングする方法です。 エリアによって料金や配布部数が変わります。

向いている業種や業態

  • 法人向けの業種やサービス全般

ポスティング業者を利用せずとも、営業周りのついでにポスティングすることが可能です。一般住宅と異なり戸数が限定されるので、配布エリアを設けるのであれば自身の足で周った方がコストは安くなります。

このように、配布方法やターゲットに応じて、最適なポスティングプランを検討することが宣伝効果を高めるために重要な要素となります。

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